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なぜ、今ブラジルワインが注目を集めるのか?
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ブラジルほど多様な品種のぶどうをつくり、
多様なブレンドができる国はない。

ブラジルのワインが世界的な評価を高めている。その理由に付いて、40年以上に渡ってワイン輸入に携わってきたスリアナ ジャパンの清水政宏さんに今回はお話をうかがってきた。清水さんによると、「ブラジルワインの魅力を語る上で外せないのが、ブラジルは移民大国だということ」。フランスやイタリア、ドイツなどの伝統的にワインづくりが盛んな国からの移民がブラジルに渡り、彼らがさまざまな品種のぶどうの苗木を持ち込んだことからブラジルワインの歴史は始まる。
同じ南米でもチリで栽培されているぶどうは、ほとんどがフランス産の品種。一方で、ブラジルでは多様な品種が栽培されており、他の国では不可能なブレンドが可能になっている。
例えば、日本でも販売されている『DUETTO』の赤ワインも、フランスのブルゴーニュ地方の品種であるピノ・ノワールと南フランスやオーストラリアで多く栽培されている品種のシラーをブレンドしている。その結果、飲みやすいまろやかな味に仕上がっていて女性にも好評だ。

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ワインづくりにおいて、ブラジルの重要性はますます高まる。

今、ワイン業界で大きな問題となっているのは、「地球の温暖化」だと清水さんは言う。これまでワインづくりが盛んだった地域は、気温の上昇により今後もぶどう栽培を続けていけるかが危ぶまれている。一方で、かつてはぶどう栽培が不可能だったイギリスや北欧でもワインづくりが行なわれるようになっている。
温暖化が続いてもぶどう栽培が可能な地域を有し、かつ土地に余裕があるのはアルゼンチンとチリ、そしてブラジルくらいしかない。特にブラジルは広大な土地があり、農薬などもあまり撒かれていないので土壌が豊か。最新の設備も導入されているため高品質のワインをつくれる環境が、ブラジルには整っているのだ。ブラジルでワイン造りをはじめた欧米のワイナリーも、その多くが成功を収めている。

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品質が安定しているブラジルワイン。
特にスパークリングワインには注目。

「設備に大きな資金を投じているワイナリーが多いため、ブラジルワインは品質が安定しています。外れが非常に少ないのです。外れが少ないというのは、ワインではとても大切なこと」と清水さん。
ブラジルのワイナリーは製法にもこだわっている。例えばスパークリングワインにおいても、瓶内で二次発酵させて製造しているワイナリーが多い。シャンパンと同じ製法で、手間とコストをかけてつくっているのだ。ブラジルのスパークリングワインを、清水さんは自信を持っておすすめできるそうだ。
製法にこだわりを持ち、多様なブレンドによって繊細な味の違いを表現できるブラジルワイン。日本国内でも大きな存在感を放つ日は近いだろう。

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取材協力

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スリアナジャパン 清水政宏

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